皆さん、こんにちは。
病み上りの鈴木です。
昨日は久しぶりの日勤でした。
会社に行くのは3日ぶり。
それなりに仕事がたまっていました。
まずは現場に入る前にトイレに行きました。
職員用のトイレは私の勤務しているユニットとは別のユニットにあります。
トイレをでた瞬間、目の前にサタさんという利用者さんがいて、
声をかけられました。
なにやら一生懸命訴えてくれているのですが、
滑舌が悪く、早口で、なまりがきついため、半分も言ってることがわかりません。
とりあえず、サタさんの居室に入ることに。
サタさん「そこの上のふすまに~#$%&’()!!」
私 「あ~ふすまに~」
サタさん「薬が~*‘+?>〇△!!!」
私 「あ~薬が~」
サタさん「娘が~ホニャララ」
私 「うんうん」
このようなやりとりが延々と続きます。
ところどころの単語ははっきりと聞こえるのですが、
話してくれている内容はほとんど理解不能です。
まるで外人と話しているようです。
そこのユニットの夜勤明けのスタッフが心配して見に来てくれました。
サタさん「したばって〇△◇」
私 「あ~そうなんだ~」
続けて日勤の美人スタッフも来てくれました。
サタさんはあいかわらす一生懸命我々に何かを訴えています。
僕はサタさんに気づかれないように、2人のスタッフに小さい声で言いました。
私 「何言ってるか全然わからない(笑)」
2人 「(笑)」
そして彼らは私にサタさんが訴えている内容を説明してくれました。
私には判別不能なサタさんの言葉が普段一緒に過ごしている彼らには
判別できるようです。
驚きました。
外国語を話せる人を尊敬してしまうような、一種畏敬の念を私は彼らにもちました。
彼らが翻訳してくれたサタさんの話している内容を聞いて、さらに私は驚愕しました。
どうやら箱に2つ入っているはずの薬が1つなくなっていると言っているそうなのです。
え~!!!
そうゆうことだったの!?
しかもその薬は市販の薬ではなく、30年もサタさんが
毎日使っている大事な漢方薬なのだそうです。
その薬の名前も本人から教えてもらいましたが、
意味不明な中国語のような名前だったので忘れました。
しかも後から値段を知ったのですが、けっこうな高価なものでした。
そりゃサタさんにしてみたら一大事だわな。
妙に納得してしまいました。
ここまででで朝の始業開始から15分経過です。
続く。。。