先日、夏の甲子園大会決勝が行われて、惜しくも秋田の金足農業が敗れ、大阪桐蔭高校が優勝しましたね。全国のニュースなどでもその事が大きく取り上げられています。ただ気になったのが、どこも優勝した大阪桐蔭高校より敗れた金足農業の事を大きく取り上げていたのが印象に残りました。確かに金足農業の全員が地元の選手で公立校ということもあって、ヒーロー的な扱いでニュースで取り上げられ、応援したくなる気持ちはわかりますが、強豪校で優勝して当たり前という評判の大阪桐蔭も大きなプレッシャーがあったと思います。そんな同じ高校生が戦って優勝したチームをたたえず、準優勝した金足農業を「感動をありがとう」などと大きく報じる日本のメディアの在り方について疑問に感じました。ある利用者の方にその話をしたら、「同じ高校生でこの扱いだばひどいな」とおしゃっていました。こういった風潮が広がっている日本はどうなっていくのだろうと個人的に思いました。
杉本