先日の入浴の事でした。皆様はほとんどの方がお風呂を楽しみに待っておられます。一人づつ入られ、清潔になって気持ち良さそうです。ご本人の番になり、お風呂に入りましょうと促すも中々動こうとされずに座っておられます。間を置き再度の声掛けにようやく立って頂き脱衣所へ行くと洋服を脱ごうとされずに困っていると、ご本人が自ら洋服を脱ぎ始め裸になると、さっと浴槽へと浸って下さいました。「○○さん本当はお風呂好きなんですね」と声を掛けると、「そうだよ」と言われとっても満足気にゆったりと入っておられました。
こちらで、良かれとお勧めしても意にそぐわなければ気持ちは伝わらない事をご本人から教えて頂いた思いでした。
介護員としてどの様に心を引き出して行けばよいやら手探り状態でありますが意外と、ちょっとしたところに秘密が隠れているのかもしれません。寄り添う気持ちを大切にこれからの課題といたします。