夜勤明け中です。2

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みなさん、こんにちは。
夜勤2連チャン中の鈴木です。

昨晩もK様の帰宅欲求の対応に追われていました。

私が夕方に来たときには晩御飯を食べていました。
その時から既に、ご飯を食べ終わったら家に帰るんだというお話しをしておりました。

夕方5時半頃、とうとう「帰るからタクシーを呼んでくれ」と言い始め、
荷物をまとめ始めました。

本当は5時であがるはずだった日勤の長内さん(心配して残ってくれていたのです)が、
自分の車で(タクシーのふりをして)外に連れ出しました。

約1時間半後、長内さんが玄関のドアから入ってきました。
小さい声で「村上先生(K様のかかりつけ医)のふりをしてください」と言われました。

どうやらK様は長時間のドライブで腰が痛くなってきたらしく、
長内さんが気を利かせて、医者にみてもらいましょう。村上先生の病院に行きましょう。
というシナリオを作ったようです。

私はとっさに上着を着て聴診器を手にしました。
K様を車まで迎えに行き、「村上です」とあいさつをしました。

K様「あら~村上先生?」

私「はい」

K様「あら~ずいぶん様子が変ったわね~」

私「はい。髪も白くなってしまいました」

K様「なんか髪も顔も変わった感じ」

私「はい。ずいぶん変わりました」

K様「あら~お久しぶりだこと」

とりあえず居室に通し、

私 「診察券はありますか?」

K様「あったべが~」

私 「なくてもかまいませんよ」

K様 「あら、これじゃないわよね?」(マイナンバーカードを取り出す)

私  「あ!それですね」(受け取って、側にいた看護婦役の長内さんに渡す。)

私 「帰りの会計の際にお返ししますね」

私 「それでは、服をこれに着替えて横になってください」(K様のパジャマを渡す)

言われるままにベッドに横になるK様

私 「うつぶせになってください」

意味もなく腰の辺りに聴診器をあてる私。

私 「う~ん、かなり痛いでしょう?」

K様「はい。ちょっと痛いです」

私 「ここはどうですか?」(適当に腰の辺りを触る)

K様「少し痛いです」

私 「では、マッサージをしますね」

K様「はい・・・」

時刻は夜7時半。
いつものK様ならそろそろ寝てもおかしくない時間です。
私はマッサージをして気持ちよくさせて眠らせる作戦でした。

まさかそれから約1時間もマッサージをすることになるとは・・・・。

続く。。。


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